芸術の秋漂った文化センター 華道と茶会の合同催し

 市民文化祭に協賛し連休中の14、15日、文化センターロビーなどで合同茶会と合同華道展が催され敬老会と重なったためか例年より訪れる市民は少なかったものの茶と華道という古来から伝わる日本文化に触れていた。
 宗徧流正伝庵と裏千家和敬会の茶会はロビーと2階和室で営まれ高齢の方々を中心に訪れ、会場内に生けられた茶花が彩りを添える中、佗・寂の世界を堪能していた。
 茶会に隣接し設けられた池坊橘会の華道展には「立花新風体」「立花正風体」など8点飾され、秋への移ろいを現す毛糸草、つる梅の緑から茶への色変りも目を引いていた。