大谷幼保など15団体参加 北海道 シェイクアウト実施
北海道シェイクアウトが6日、全道一斉に実施され、10万人以上が参加し自然災害発生時の身の守り方など確認した。
地震発生時の安全行動を身に付ける機会として、ドロップ(姿勢を低く)、カバー(頭を守る)、ホールドオン(動かない)の3つの行動を行うもので、全道で10万人以上、管内では15団体1269人が参加した。
大谷幼稚園オアシス保育園では午前10時、先生のスマホの緊急地震速報が鳴り、園庭で遊んでいた園児たちは中心に集まって頭を守るダンゴムシポーズを取って揺れが収まるのを待った。
大津波警報が発表されたことから、防災頭巾を被った園児と先生合わせ100人は、市役所裏の山まで避難。昼には給食の代わりにサンマの甘露煮、豚汁アルファ米など防災食が提供された。
宗谷総合振興局では各課の職員が机の下で身を守り、宗谷合同庁舎の4階と稚高まで歩いて避難するグループに分かれた津波避難訓練も行われた。