糖尿病予防の知識深める 稚内信金主催 メディカルカフェ開く
稚内信金の「2024メディカルカフェ@稚内」が23日、東支店で開かれ、参加した人たちが糖尿病予防について知識を深めていた。
信金と札幌医科大学が協力し開かれているメディカルカフェには市民ら40人が参加し、札幌医科大学医学部細胞生理学講座准教授の佐藤達也さんの「打倒糖尿病〜食事・運動療法から薬物療法まで」と題した講話を聴いた。
日本の糖尿病患者は予備軍も合わせ2000万人いる国民病であると前置きし、病状の悪化には生活習慣以外にも遺伝的要素があること、放置していると心臓血管病、網膜症眼底出血など合併症を引き起こす恐れがあると説明した。
糖尿病にならないため、日々の食事制限や運動など必要になるが「いずれも無理のない範囲で行っていくことが大切です。発症したとしても医療や薬の進歩が格段に進歩しているのできちんと受診して欲しい」と話していた。
このあと、学生9人による糖尿病に関するクイズなど行われた。