一日防災学校実施 北地区 子供ら300人参加し有事の備え

 中央小、稚中、北地区子ども育成連合会主催の北地区一日防災学校が25日、中央小で行われ、児童生徒や住民が一体となって自然災害に備える準備をした。
 地域ぐるみで防災を考える機会として初めて開かれた防災学校には、中央小、稚中の児童生徒、稚内幼稚園もぐもぐ保育園、大谷幼稚園オアシス保育園児、町内の人ら300人が参加し、宗谷総合振興局、市、稚内開建、稚内消防署、稚内地方気象台が協力して行われた。
 開会式で川原中央小校長が「災害は突然起きるもので、みんなの命は大切なもの。身を守るために準備をし、災害を乗り切れるようにして欲しい」などと挨拶したあと、5、6年生と稚中生徒は振興局(危機対策室)の防災士瀧一晃さんの「避難場所はどこ?」と題した講話を聴いた。災害発生時にハザードマップをどのように使い避難をするかなど学びグラウンドでは稚内開建がドローンを飛ばし稚内消防署の放水体験など様々な学びと体験が行われた。
 ほかにドライカレー、チキンライスなどの災害食の試食なども行われた。