旧藩士墓前で鎮魂の焼香 会津若松の室井市長ら宗谷公園訪問 市民の奉仕に感謝
稚内とゆかりのある会津若松市の室井照平市長、清川雅史市議会議長ら4人が来市し、宗谷公園にある旧藩士の墓参りした。
北方警備の最前線にあった宗谷の地は会津藩の藩士により警備されていた縁があり、平成20年に会津藩北方警備200周年記念事業に合わせ、稚内市は利尻富士町、利尻町と共に「会津北方警備ゆかりの地交流都市宣言」を行っている。
ゆかりの地を市民と回る会津若松市民親善交流事業として函館市せたな町の訪問を終えた室井市長ら一行4人は空路稚内入りし、7日午後5時過ぎ、宗谷公園内にある旧藩士の墓を訪れ、焼香し墓前で手を合わせた。
平成28年以来8年ぶりの稚内訪問となり、来市する前に阿部工務店が旧藩士の墓の看板を新調などしたことに室井市長は「墓石周辺はしっかり整備され、草刈りも定期的にやって頂き、宗谷の人たちに感謝しています」と話していた。
8日には利尻町、利尻富士町を訪れた。