高校生の祭典も 稚高、大谷で学校祭
稚高で5、6の両日学校祭が行われ、生徒たちは若さを爆発させていた。
「101回目の夏」をテーマに、5日は仮装パレードで幕開け。午前9時50分に学校前をスタートし、オバケやアニメキャラクターなどをモチーフにしたカラフルな衣裳を着た生徒たちが大黒地区などを練り歩いた。
沿道には父母や地域住民が集まり、近所の人は「若いって羨ましいですね。元気をもらえました」と声援を送っていた。
6日はクラスパフォーマンス等があった。
「谷高祭で原爆の絵展 あすは図書館で開催」
第62回大谷祭が5、6の両日、行われ、生徒たちが青春を謳歌している。
5日は、全校生徒210人による映像発表などクラス発表や有志によるダンス発表が行われ、学校祭を盛り上げていた。
6日の一般公開では10クラスがチャーハンポップコーンなど飲食の出店やPTAによるフランクフルトの模擬店、平岡校長の「アイスカフェオレの店カフェひらさん」が出店され、保護者や地域住民が訪れ賑わっていた。
新婦人の会稚内支部は6日、大谷高の学校祭に合わせ、広島の高校生による原爆の絵展を開いた。
太平洋戦争末期、広島と長崎に原爆が投下されたことを次世代に伝えようと、広島基町高校の美術部生徒が、被ばく者から聞いた話を基に戦争や原爆の悲惨さを伝えるため描いた絵を展示している。
今年は子どもたちに知ってもらいたいと、大谷祭に合わせ開かれることになり、17人の生徒が描いた原爆投下後の様子を見た人達は平和への思いを強めていた。
7日は市立図書館でも絵展が開かれ、午前10時半からは市内在住の4人による戦争体験の話を聞くことができる。
稚内支部会員は「沢山の人に体験の話を聞いてもらい、平和のために役立ててもらいたい」と話していた。