車の踏み違い機能体験 稚内署、稚内三菱自動車の試乗会
西條稚内店駐車場で23日、安全運転サポート機能を備えた車の体感試乗会が開かれ、参加したドライバーがペダル踏み間違い事故防止の最新技術を体験した。
全国的に相次いでいる高齢者のブレーキなどの踏み間違い事故などを受け、車を安全に運転してもらうため稚内署、稚内三菱自動車販売が開催した試乗会には様々な年齢層のドライバーが参加した。
自動車ディーラー担当者が同乗した最新技術を備えた車に乗った参加者は衝突被害軽減ブレーキ機能、ペダル踏み間違い時加速抑制装置などを体験した。
コンビニを想定した大きなパネルに向けて前向きに駐車していた車をブレーキと間違えアクセルを踏んでもセンサーによって車は停止した。
車の免許歴50年以上になる男性(78)は「あと一回の更新で免許を返納することを考えてますが、安全運転のためには踏み間違い機能は良いと思う」と関心を示し、免許歴20年になる女性(47)は「前に進んでパネル前で急に止まってびっくりしたが、良い機能。2年前に免許を返納した母が、この機能が車にあったら欲しかったと思う」と話していた。