港湾施設として14隻目 小樽の河辺石油給油船進水式

 稚内港湾施設株として174隻の建造となる河辺石油(本社・小樽)の給油船「第三神力丸」(18小)の進水式が21日、港湾施設上架場の一角で行われ、稚内出身の川山和重社長、佐々木瀬戸石油常務取締役、風無港湾施設社長らがくす玉を割り進水を祝った。
 河辺石油の給油船が老朽化し更新しなければならなくなり川山社長の出身地である稚内で建造することになった。
 50余人の出席者を前に川山社長が先ず「第三神力丸と命名します」の言葉を述べ、山本北門神社宮司が修ばつ降神の儀に続き祝詞をあげる神事を執り行ったあと川山社長、風無社長らが玉串を奉てんした。
 続いて川山社長が建造した稚内港湾施設に感謝の言葉を述べ「小樽に回航後は私どもとして役目を務めさせて戴く」などと挨拶。その後新造船上に掲げられたくす玉が川山社長らによって割られ支編が切断され進水した。