きょう種イモ植栽 山本建設企画 勇知いも体験プロジェクト
山本建設が企画した勇知いもの栽培から収穫までを体験するプロジェクトが21日、上勇知にある畑で行われ、参加した稚高、大谷高稚内養護学校の生徒ら113人が400㌔もの種イモを植えた。
若者に栽培から収穫までを体験してもらうことで、稚内の特産品である勇知いもの価値や魅力を知ってもらおうと実施するプロジェクトで、種イモ植えには3校の生徒以外に山本建設、南ロータリークラブ、北武建設などからも会員や職員が参加した。
青空が広がる中、生徒たちは北部建設が所有する約1200平方㍍の畑にメイクイーンとキタアカリそれぞれ200㌔の種イモを30㌢間隔で植え土を被せていた。
大谷高の佐藤透羽君は「農作業がこんなに大変だとは思いませんでした。自分で丹精込めて植えた勇知いもが順調に育ってくれれば嬉しいです」と話していた。
山本建設の菊池会長は「生徒たちは若いので馬力があって作業はあっという間でした。収穫まで世話し色々と学んでもらいたい」と話していた。
6月中旬以降には生徒らが畑の雑草取りなど行い、9月後半から10月上旬にかけて300〜400㌔の勇知いもの収穫が見込まれている。カレーライスなど調理する収穫祭も予定されている。