現地で竣工式営む ユーラス社 川西、樺岡の風力発電施設
風力発電国内最大手のユーラスエナジーホールディングス(東京)とグループ会社の合同会社道北風力(稚内)が、道北で建設を進め今年1~2月に商業運転を開始した川西ウインドファーム(6万4000㌗)が21日、樺岡ウインドファーム(4万2000㌗)は23日、現地で竣工式を執り行う。
ユーラス社は2025年4月までに稚内、豊富、幌延の3市町村の6カ所に世界最大クラスの大型風車107基(総出力46万㌗)の建設するプロジェクトを進めている。稚内~豊富までの区間で建設し、今年1月から運転開始した川西ウインドファーム1基当たり4300㌗の風車15基を建設。
樺岡地区などに建設し今年2月から稼働している樺岡ウインドファームは1基4200㌗の風車10基を建設した。
21日の川西ウインドファームの竣工式にはユーラス社の諏訪部社長ら関係者、来賓として川野副市長、河田豊富町長らが出席。23日の樺岡ウインドファームは諏訪部社長ら関係者、工藤市長らが出席し施設の完成を祝う。
22日は末広埠頭などから風車部品を陸送し豊富で建設中の芦川ウインドファームなどで関係者を招いた道北地域プレスツアーもある。