今年初めて珪藻土1500㌧移出 グリーンファク社 今年で24年目

 稚内グリーンファクトリーによる今年1回目の珪藻土移出作業が17日、天北1号埠頭で行われ、袖ヶ浦(千葉)、名古屋(愛知)両港に向け早ければ夕方に出港する。
 パナソニックホーム社の住宅用調湿石膏ボードの原料として、平成13年から本州に向け増幌産の珪藻土を移出している。
 今年1回目の作業は17日朝から始まり、貨物船泰平丸(499㌧)にトラックで運ばれてきた珪藻土をクレーン車2台で積み込んでいた。
 悪天候のため、早ければ夕方に出港するが作業の状況によっては18日以降になる。
 グリーンファクトリーによると、今年は3回で4500㌧の珪藻土を移出する予定にあり、次回は早ければ秋頃になる。