GW中に多くの旅行者 白い道 貝殻補充され鮮やかに
宗谷岬はGW中、観光客などで賑わいを見せていた。
3日午前中、宗谷岬駐車場には日本人だけでなく外国人観光客らの姿が見られ、快晴だったものの海からの冷たい風が吹く中、最北端の地の碑前で記念撮影をしていた。
鹿児島から訪れ、4月26日から一カ月間かけて北海道を回るという夫婦は「北海道は寒いですが、綺麗な景色を楽しみたい」と話していた。
稚内の観光スポットの中で旅行者に人気が高い宗谷丘陵ののフットパスショートコース内の〝白い道〟が通行できるようになり、GW中、多くの観光客が訪れている。
砂利道だった市道に砕いたホタテの貝殻を敷き詰め平成23年に誕生した白い道は、今年2年ぶりに貝殻が補充されたことで、より鮮やかな白い道として生まれ変わり、白さが際立っている。
宗谷岬ウィンドファーム近くの出発点から2㌔ほど進むと白い道に入る。晴れた日には貝殻が太陽の照り返しで白く輝き、牧草地の緑とのコントラストが鮮やかになる。
今年はGW前の4月26日から通行可能となり、連休期間中は天候に恵まれたこともあってドライブで立ち寄った旅行者が白い道を散策している。九州からの旅行者男性は「初めて白い道に来ました。雄大な景色です」と感動していた。