能登半島地震支援 チャリティーコンサート エンジェルなど4団体出場
エンジェルボイス主催の能登半島地震復興支援チャリティーコンサートが20日、キタカラで開かれ、合唱を通して被災地へ思いを馳せていた。
今年の元日に発生した能登半島地震の被災地に歌でエールを送るとともに義援金を募ろうというイベントにはエンジェルボイスと親交のある楽しく歌う会あじさいコーラス、稚内フラウエンコールの4団体から50人が出演した。
コンサート前に、出演するエンジェルボイスの子どもたちが「いまだに不自由な生活をしている被災地の人たちに元気を届けたい。コンサートで一日も早い復興を願いましょう」などと挨拶したあと楽しく歌う会の「アメイジンググレイス」を始まりに、フラウエンコールの「上を向いて歩こう」、エンジェルボイスの「ありがとうの花」など合唱した。
最後は被災地に向け会場に訪れた人たちと共に「ふるさと」を合唱した。
義援金は21万5132円集まり、市の太田生活福祉部長に寄託され、日本赤十字社北海道支部稚内地区を通して被災地に寄付される。
エンジェルボイス代表の高井早苗さんは「皆さんの能登地方の方々への応援の気持ちを歌声と共にお届けすることができ感謝しております。来て下さった多くの方々の気持ちが被災者の皆さんの明日への希望に繋がることを願っています」と話していた。