先週のことども
稚内では13年ぶりというライオンズクラブ国際協会331―B地区(道北・道東)の第70回年次大会が開かれ600人余りの会員らが出席し先週末の土曜日に開催された。
数日前までの暖かさと打って変わり肌寒さを通り越した寒さとなったが、We Serve(われわれは奉仕する)、Changing The World(世界を変える)という国際テーマとメッセージ、藤原回向地区ガバナーの「明るい未来を信じてWe Serve!」のモットーのもと、会員のライオンとライオンレディの情熱あふれた奉仕の精神の集大成だった。
文化センターでの年次大会を終えバスで総合体育館の晩さん会に臨む会員を歓迎したのは体育館の壁前面に貼られた大漁旗や往時の稚内沖底漁華やかりしき頃の船名が入った旗であった。ゲストとして出席した筆者は驚きもしなかったが、他の町から訪れた会員へのインパクトは小さくなかったようである。
海峡太鼓や和凛の演舞、フラダンスなどが宴に彩りを添える中、カニやホタテなど地元食材を使った料理に舌鼓を打ち歓談した。
体育館いっぱいに48ものテーブルが設けられた饗応の光景は圧巻で、ライオンズが有する力を垣間見る思いがした。これだけの人が集う地区大会を開催するには人の手配、会場など並大抵のものでなかったであろう。稚内北斗、稚内両LCの水洩らさぬような応対は稚内のLCとして矜恃があふれ出ており、大会はつつがなく終わった。稚内の2団体、とりわけ主管した北斗LCの皆さんには惜しみない賛辞を送ります。