観光には地道な活動大切 宗像振興局産業振興部長

 宗谷総合振興局の産業振興部長として着任した宗像靖人氏(53)は「観光や再生エネルギーには課題も多いが道として力も入れていることからPR活動など更に取り組んで行きたい」と抱負を語った。
 宗像氏は弟子屈町出身で北大工学部を卒業。平成5年、上川支庁を振り出しに釧路振興局商工労働観光観光振興係長、経済部地域経済局中小企業課主査など歴任。前任は経済部ゼロカーボン産業課長補佐。
 宗谷への勤務は初めてで「風が非常に強く新エネルギーの発展が期待できる地域です」と第一印象を語った。
 これまでの仕事では主に補助金支援や安全研修など担当。他の都市と距離がある宗谷は冬期間の観光による移動や物流など課題を抱えているとし「冬の移動はPRをしても人を呼び込めるものでなく地道に活動していくことが大切です」と話していた。
 趣味はパソコンとアウトドア。「季節ごとの野生動物を見つけたり水族館にも足を運びたい」と話していた。