振興局が稚高で出前授業 基幹産業酪農の魅力伝える
宗谷総合振興局(農務課)は22日、稚高商業科の生徒を対象に農業出前授業を開き、酪農の魅力など伝えた。
農業者の高齢化による担い手不足やヘルパーなどの人材不足の解決に向け、酪農の魅力を伝える授業を行うことになり、商業科生徒33人が参加した。
生徒たちは酪農家の鎌仲優也さんから一日の作業内容や作業に使われる機械の紹介があり、酪農経営の魅力について「自分の思い通りに仕事ができることや遣り甲斐を感じられる。牛も可愛いので命の大切さを実感できます」などとの話を聞いていた。
このあと、農務課職員による講座なども行われた。
3月3日には大谷高でも出前授業が行われる。