スノーランド マレーシアの夫婦が参加しスノーシューで自然満喫

坂を尻滑りするマレーシアの女性

 宗谷ふれあい公園スノーランドのアクティビティ(活動)の一つにあるガイド付きスノーシューツアーに外国人観光客が初めて参加し稚内の雄大な自然を満喫した。
 スノーランドで昨冬から催しの一つに加わったガイド付きスノーシューツアーは、稚内、豊富などで自然ガイドとして活躍するポラリス・ネイチャーガイズ&コンサルタンツ代表の嶋崎暁啓さんをガイドに、1年目は観光客や市民ら73人が参加。今月1日からの今季は道内外の観光客を中心に19日まで84人が体験し人気を集めている。
 日本の一番寒い土地に行ってみたいという旅行目的で1週間前、マレーシアの夫婦がスノーシューツアーに参加した。北海道の雪に触るのが初めてだという夫婦は、嶋崎さんの案内で約800メートルのコース内で大沼周辺で生息する動物が雪に残した足跡を見たり、斜面を滑ったりして約1時間半余り散策を楽しんだ。
 約1時間半の散策を終えた夫婦は「寒かったけど冬を体いっぱいで楽しめました。稚内に来て良かったです」と満足していた。
 嶋崎さんは「ツアーに参加し感動した夫婦は、また稚内に来たいと言っておりました。自然を案内できて良かったです」と話していた。