親子連れら訪れ楽しむ みどり湯での紙芝居
最北の銭湯「みどり湯」で17日午後、紙芝居が行われ、親子連れら40人余りが楽しい一刻を過ごした。
幅広い年齢層に銭湯を利用してほしいとの思いから、みどり湯と稚内で演劇公演を行うプロジェクト「わっか演劇企画」(小谷史奈代表)とのコラボ企画として、午後3時半からの1部では親子連れや銭湯常連客ら20人余りを前に、小谷代表が赤と黄色のクレヨンが持ち主がいない間に喧嘩をする「くれよんさんのけんか」など3本を読んだ。
午後7時からの2部は、稚内JCの演劇・稚童公演に出演した高校生らが一休さんなどを披露した。
母親と一緒に訪れた女の子(4)は「紙芝居は大好き。面白かった」と嬉々とし、銭湯常連客の80代女性は「昔は駄菓子を売りに紙芝居屋さんが街に来ていた。見ていて懐かしく嬉しい気持ちになりました」と笑顔を見せた。
今後はみどり湯で月1、2回程度、紙芝居をする予定にあるという小谷代表は「小さい子から大人まで皆一緒に楽しんでいる姿を見てやって良かったと思いました。今後も楽しみにしてほしい」と話していた。