きょう市長ら訪台 チャーター便就航めざし活動

 工藤市長や中場稚内観光協会長はじめ利尻、利尻富士、礼文の3町の首長、観光協会長らが16日から3泊4日の日程で台湾を訪問。観光プロモーション活動を行い、今年秋の台湾からのチャーター便の実現を目指している。
 新型コロナウイルス感染症が5類になって以降、稚内へ訪れる外国人旅行者が増え、今季上期(昨年4月~9月)までの外国人延べ宿泊数は7905人。そのうち台湾は35・3%の2787人を数える状況の中、令和元年秋以来4年半ぶりの台湾訪問となり工藤市長中場観光協会長はじめ、きた北海道DMO北海道エアポートら関係者26人は4班に分かれ航空会社や旅行会社などを回る。
 令和2年には台湾~稚内間でチャーター便が運航する予定だったが、コロナの影響で中止した経緯がある。過去には平成22年に運航した実績があり、今回チャーターが実現すれば14年ぶりとなり、中場観光協会長は「稚内はじめ利尻、礼文の皆さんと協力しチャーター便が実現できるようしっかりとプロモーション活動をしていきたい」と本紙の取材に応えていた。