時の話題 「残り1週間」
先週末に触れたよう小紙は年内金曜日までの発行となる。終わり良ければ全て良しではないが、この5日間、失態起こさず無事乗り越えたいものである。
思わぬ大雪にたじろぎ市道の除排雪に課題残すも市民生活、社会経済活動は平常に戻りあとは大雪で停滞した年の瀬の諸事を粛々とやればよく一年納めし新年を迎えようという心持ちは醸成されてきている。
コロナ禍に苦しめられた昨年までの3年間だったが、未だ散発的に感染者が出ているとはいえ今年の年末は軛から解放された気分の高揚がある。
疲弊した感のある日本経済は円安もあり自動車など輸出産業を中心に活況を呈し史上空前の売上と利益を計上する企業もあるよう。
北海道も千歳への次期半導体を製造するラピダスの進出があり期待が高まる他方、福島第一原発処理水の海上放出により中国との関係がギクシャクする。
当初、ホタテが壊滅的な影響を受けると懸念されたが、生産者、加工業者ともそれほど影響を受けていないと聞き及び、市長や増田稚内信金理事長は安堵の胸を撫で下ろしているやに聞く。
残り1週間に災禍なく不幸な事件・事故無いよう祈るも、これだけは神のみぞ知るといった予兆事であり、我々は余り調子に乗らずコロナの残り香に注意し節度持った生活をしなくてはなるまい。
終わり良ければと言えど社会は絶えることなく、自民党のキックバック事件もあって流動的にならざるを得ず来たる新年への用心を怠らないことだ。龍の髭を撫で虎の尾を踏まぬようしたいものだ。