週末雑感

 超過密スケジュールの中で警報が出るほどの大雪・暴風雪。JPCDと言われる寒帯気団が日本海側に流入しているのだろうが、年の瀬でやる事多いというのに迷惑な話だ。稚内の積雪量は平年値の2倍の55㌢に。大昔は茶飯事だったが、この数年は稚内らしくなく上品だったので面食らう向きもあろうか。
 昔気質の筆者は上品なのは気質的に合わず友人なんかも紳士ではなくヤンチャな人が多い。片田舎の新聞社とはいえ社長らしく振舞わなければならないのだが、短気な性格もありついつい乱暴な言動になる。今でこそ現役から離れているが、記者現役の頃にはよく口喧嘩したものであった。
 仕事柄、多くの人と接する機会があったので人を見る目は養われている筈なのだが、先ほど記したよう短腹が災いし見誤ることが多いのも事実だ。
 世間はあすⅩマスイブであり、10日経てば新年お正月が来る。年間300日はプレスを発行する中、嫌な事は数多あるも「楽しみにしていますよ」との読者の皆さんの支えもあって今年も何んとか乗り切れそうである。
 創刊70年の3年前に計画していた祝賀会はコロナ禍によって中止を余儀なくされたが、再来年の75周年には―との思いはある。
 小紙は29日で平常紙発行は終わり新年号(正月号)は大晦日の31日に配達いたします。
 どこを見ても厳しい状況にある中、偏屈な爺の論調はじめプレス紙の愛読に感謝しております。ちょっとばかりかかなり早いですが来年こそ皆様にとって佳き年になるよう願っております。

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