週末雑感

 政治には元々諦念あるものの、自民党のパーティー券収入の不記載問題で、岸田内閣のナンバー2とも言えよう松野官房長官の木で鼻をくくるような返答には国民を小馬鹿にしたような心持ちがし腹が立つ。
 党内派閥の中でキックバックの裏金が一番多額に及ぶ旧安倍派で18~22年の間の事務総長は4人おり、その中で内閣の広報役の松野氏にメディア各社が執拗に「得た収入の還元(キックバック)があったのか」などと聞いても「私の立場は内閣の一員であり話せるものでない」などと知らぬ存ぜぬを繰り返し白を切る様子をテレビを見ていて強く感じたのは(松野氏は)実力者の一人と言われるが、とんだ食わせ者で、将来今以上の要職の任に当たらずということで政治生命終わった感をしている。
 165億円もの政党交付金を税金から支給され、正規のパーティー会費(押しなべて1人2万円)収入があるのに収支決算報告書に記載していないどころか内々にキックバックを受けていたというのはどういうことか。リベート=賄賂に当たるのでないのか。
 それにしても故安倍晋三氏は旧統一教会問題といい随分悪辣な事をしてきたものだ。古い意識しか持たない政治家は引退してもらい道12区の武部新衆議のような40、50代の手垢の付かない政治家に任せたらどうなのか。
 これに比べれば道や稚内市の政治家はそれほどいい加減な事をせず真摯に向き合っている。一部口うるさい批判に対しても反問せず政り事に粛々と取り組んでいる。取っ換えっこしたら如何か。