稚高定時制生徒がモザイクアート「となりのトトロ」製作  図書館で公開中

 昨年から授業でモザイクアート制作に取り組んでいる稚高定時制の生徒たちが、今年新たにジブリ人気映画「となりのトトロ」を作った。10日まで市立図書館で公開し生徒たちは「是非、見に来てほしい」と作品をPRしている。
 昨年は国道沿いに街の名物などのイラストが描かれている看板・カントリーサインを作品に取り入れたが、今年は全校生徒43人が折り紙2万枚以上を細かくちぎってネットに張り付け、映画に登場するキャラクターなどを描いた横6㍍、縦4・5㍍のモザイクアートを完成させた。制作に10日ほどかかった。
 市立図書館で開催中の第9回最北彩どり文化展の作品の一つとして飾られ、中島淳夫教頭は「生徒が一つの事に協力する大切さを学ぶため制作しました。一生懸命に作った作品なので多くの方に見ていただきたい」と話していた。