先週のことども
創価学会名誉会長の池田大作氏が齢95で亡くなった。自民党とタッグ組み政府与党にある公明党を創設した「学会と言えば池田」の大看板であった。
歌舞伎仕立の表現かも知れぬが、創価学会と言えば池田、池田と言えば学会の一時絶対的存在であった。
東京にいた頃に学会入会を誘われ、稚内に戻ってからも知人らに誘われるも入会することはなかったが、創価学会は今でも隠然たる力があり、議会でも川村広八氏、越後谷亮一氏ら多士済々な議員がおり、市長選当選者への貢献度は巷間噂される事と違和感がない。
政府の政策決定においても公明党の山口代表ら幹部の声が反映されており政教分離(決定したのは池田氏)とはいえ日本の針路を決めるほどである。
稚内市議会でも数十年も常に議員3人おり今春選で7回目の当選を果たした鈴木茂行氏が議長職にあるのは周知のとおりである。
政府の日本国政策決定同様、稚内市でも重要な役割をしており学会だけでなく筆者のような一般市民にも浸透しているのは論を俟たない。
池田氏の動静がこの10年間ほど伝えられていないことから心中懸念していたところで、冥福をお祈りする。
標題にあるよう先週から大相撲九州場所が始まり一年納めの場所だが群雄割拠の大接戦となっている。8日目まで本道出身で先場所十両優勝した一山本が1敗守りトップにあるのは嬉しいことだが、後半は番付上位の大関関脇勢が相手になろうから白星を伸ばすのは難しいものの、あわやの一時を味わわせてもらいたいものだ。