16年ぶりに稚内開催 道教委の移動教育委員会
道教委の移動教育委員会が12、13の両日、稚内で開かれ、意見交換し学校訪問など行われている。
委員会の会議を札幌以外で開催し、会議を公開することで道教委の教育行政への理解を深めてもらおうと年一回、開かれていもので稚内での開催は平成19年以来、16年ぶりになる。
12日午後、文化センターで開かれた会議で倉本道教育長が「宗谷では16年ぶりの開催となり、地域の課題など理解を深める機会にしたい」などと挨拶。続いてICT(情報通信技術)教育推進局職員からICT活用した学校教育情報推進化計画の策定について説明があり、委員からは「不登校の児童生徒などに学びの機会を与えていく必要がある」などとの意見があった。
このあと、宗谷の教育概況について説明があり、道教委と管内教育関係者が「ICT等活用した取り組みと学校間・地域間連携の推進〜小規模校における学校教育の充実に向けて」と題し意見交換した。
13日は教育状況調査として宗谷中、中央小豊富高で授業視察など行われた。