労働災害根絶誓う 労働基準協会 産業安全衛生大会開く
稚内労働基準協会主催の稚内地区産業安全衛生大会が12日午後、建設会館で開かれ、参加者は労働災害の根絶を誓った。
建設業など業界から参加した48人を前に石塚会長は、稚内労基署管内で8月末まで68件(前年同期対比27減)の労働災害が発生していることに触れ、このうち50歳以上が関係する労災が半数以上になるとし「大会を契機に健康で安心・安全に働けるよう心と身体の健康づくりをして行きましょう」などと挨拶。続いて上見稚内労基署長が「高年齢者の労働災害防止など、関係機関と一体となった取り組みを進め、安全対策の取り組みを進めたい」などと述べ、清水目宗谷総合振興局長、工藤市長(代理川野副市長)が挨拶した。
記念講座を聴いたあと、参加者を代表し、陸上貨物運送業労働災害防止協会北海道支部旭川分会稚内推進協議会の福士聖也さんが大会宣言した。