道スポーツ少年団から表彰 アルピナガールズ 10年間の活動称え栄誉

 小学1~6年生までの女子メンバー19人が所属するアルピナガールズミニバススポーツ少年団が今年度の北海道スポーツ少年団表彰に輝いた。代表指導者の新岡憲史さん(45)は「団メンバーや卒団生、その家族に支えられて活動を続けてこれました。皆さんに感謝したい」など受賞の喜びを語った。
 男子が多く入部していたアルピナミニバスケットボールスポーツ少年団だが、年々、女子の入団が増え単独の女子チームとして2012年に設立されたアルピナガールズは、過去3大会連続し全道大会に出場し、稚内の友好都市である沖縄県石垣市とのスポーツ交流で向こうの女子チームとの交流を深めるなど団設立から10年以上の活動が認められ栄誉に輝いた。
 10年間の活動の中で試合出場に必要な10人を下回る7人まで減り解散の危機もあったが現役団員やその家族の支えなどもあって徐々にメンバーが増え、市内唯一の女子バスケクラブチームとして活動してきた。
 新岡さんは「これまで入団してくれた46人の卒団生や支えて頂いた保護者ら皆さんのお蔭で今のアルピナガールズがあります」と感謝し、今後の目標について「11月にある予選に勝って先ずは全道、そして全国大会へと進みたい。夢は卒団生から日本代表選手が出てきてくれることです」と願いを膨らませていた。