お年寄りがボッチャ楽しむ 南RCの貸し出し体験
デイサービスセンター潮見園で11日、パラリンピックの正式種目にもなっているボッチャの体験があり、お年寄りが楽しんでいた。
稚内南ロータリークラブでは、ボッチャ一式を購入し、競技の楽しさを知ってもらおうと学校や福祉施設への貸し出しを行っており、高齢者向け施設など運営する稚内市社会福祉事業団に1カ月貸し出すことになった。
11日午後、潮見園の利用者21人が参加し職員からルールの説明を受け赤と青の玉を転がし的となるジャックボールに近付けるよう競っていた。
初めてボッチャを体験した南薫さんは「力加減が難しかったけど楽しかった」と話していた。
事業団の満保常務は「通所するお年寄りの健康維持や楽しみとして使わせて頂きます」と話し、高橋南RC会長は「年齢など関係なく楽しめるボッチャを多くの方に知ってもらい、来年の市民大会などに参加する人を増やしていきたい」と普及促進を目指していた。