中澤さんに稚内観光など学ぶ 名寄市立大の女学生4人
保健師になるため稚内で研修している名寄市立大学の4年生4人が31日、保健福祉センターで稚内市民観光ボランティアガイド前会長・中澤和一さん(76)の講話を聴き稚内の観光や歴史などについて教わった。
地域での健診状況、課題などを参考にするため今月28日に稚内入りし9月28日まで1カ月間、稚内で研修する学生4人は、稚内観光マイスター上級を持ち、元底引き網漁船員で稚内の漁業の歴史に詳しい中澤さんの話を1時間ほど聴いた。
観光マイスターの問題を参考に稚内市の花に指定されているハマナスの花、江戸時代の冒険家・間宮林蔵、沿岸漁業でのウニやタココンブの漁法、宗谷丘陵の白い道、200海里前の底引き網漁などの話しをする中、「自然豊かでこんないい街はほかにはない」との中澤さんの故郷への熱い思いを聞いた学生たちは「稚内滞在中は中澤さんから教えていただいた場所に行って稚内を楽しみたいです」と話していた。