海からの贈り物展　北方記念館　外国のビン、漁具など

　北方記念館１階ロビーで稚内の海岸に漂着した漂流物を集めた企画展「海からの贈り物展」が開かれている。今月２７日まで稚咲内～東浦までの延長９０㌔に亘る稚内の海岸に流れ着いた外国製のビンや動物の骨、漁具などが２００点以上展示されている。
　南国から漂着してきたヤシの実やアンモナイトの化石、エゾシカの頭骨、クジラなど海の生物の骨など漂着物が多数あり、「色々な物が稚内の海岸に流れ着いており海の環境など考えてもらう機会にしてほしい」と担当スタッフ。
　東京からの旅行者は「これほど沢山の漂着物があるとは驚いた。プラスチックごみは海の生物が食べると命に関わります」と話していた。