カヤック・カヌー体験 勇知川 北海学園と大阪成蹊の大学生
豊富、稚内などで地域研修のため宗谷入りした北海学園大学と大阪成蹊大学の学生が21日午後、勇知川でカヤック・カヌーツアーを体験し稚内の自然豊かな景色を満喫した。
地域で取り組む風力発電や自然エネルギー観光などの研究視察のため大学で資源・エネルギー経済論や環境経営論などを専攻する両大学の学生21人は20日豊富入りし、幌延にある風力発電、サロベツ湿原センターなどを見学した。
21日は兜沼小中の生徒との交流を終えたあと、勇知川で宗谷地域の自然の魅力を伝える「ポラリス・ネイチャーガイズ&コンサルタンツ」(稚咲内)の代表・嶋崎暁啓さんと上勇知のゆうち自然学校代表の伊藤輝之さんの2人をガイドにカヤックとカヌーを体験した。
流れが弱く川幅10㍍ほどの勇知川で嶋崎さんからカヤック、伊藤さんからカヌーでのパドルの使い方などを教わりながら学生たちは1時間半ほどツアーを満喫。このあと、ノシャップ岬なども見学した。
ガイドを終え、嶋崎さんは「都会から来た学生たちは、ジャングルのような雰囲気の勇知川、砂浜から見た利尻島と礼文島の景色に感動していました。今回はゆうち自然学校の伊藤さんと協力して出来たガイドですが、将来的には企業の研修や修学旅行の希望先としてご案内できればと思っています」と話していた。