時の話題 「変わらぬ感染対策」
新型コロナウイルス感染症が世界的大流行(パンデミック)してから3年5カ月。皆さんはこの間、日本国内で感染した人数、亡くなった方の人数を知っているでしょうか。
これまでの感染者は3380万人を数え亡くなった方は7万3千人ほどいる。
実数を公表する全数把握からインフルエンザなど5類同様、幾つかの医療機関に絞り1週間に一度発表する定点把握になり2カ月余り、実数が全く判らない状況にあって社会経済活動を規制しないウイズコロナにあって国民は感染というリスクを背負いながら普通の生活をしようとする。
しかし現実には少なからず感染者はおり重症者だっている筈である。平気の平佐でいる人と感染にびくつく人の斑模様にあるも兎にも角にもお上が奨励するのだからリスクがあっても普段通りの行動をして「赤信号みんなで渡れば恐くない」式の生き方をし、実際感染し、仮に命でも落としたらどうするのか。政府云々の前に自己責任が問われている。
以前にも何度か小欄で書いたことあるが、筆者はこの30年来、外から帰った時の手洗いとうがいを励行してきている。我々人間は手で物に触れ行動する。ドアのノブは多くの人が触れており、その中にインフルなどウイルス性感染症の人がいれば自ずと一時的だが感染することになる。
だから外から中に入る際の手洗いが感染防ぐ絶対的な手立てであり、その臆病さゆえ筆者はこれまでインフルもコロナにも罹患したことがない。結論申せば感染しないのには確固たる理由があるということである。