【市議会一般質問】ごみ処分場の計画より搬出量多く 横澤議員が弊害指摘

 市議会一般質問2日目の29日、横澤輝樹議員(市民クラブ)、森敬四郎議員(自民政友会)、相内玲子議員(志政会)、吉田大輔議員(市民クラブ)、千葉一幸議員(志政会)の5議員が質問に立った。
 令和2年12月1日から供用を開始し埋め立て期間は令和12年11月までの10年間となっている一般廃棄物最終処分場について、処分場を視察した横澤議員からの今の埋立量では10年の計画よりも早く廃棄物でいっぱいになるとの指摘に対し、工藤市長は埋立量は計画に比べ約8%増の状況で大きな要因としては計画段階で想定していない突発的な廃棄物の受入などが影響しているものと捉えており、現段階では10年の埋立期間の予定に大きな影響を及ぼすという判断はしていないが、ごみの中身を分析すると家庭系廃棄物だけでなく事業系廃棄物の対策の必要性を感じており、事業所を中心に周知啓発を行っていきたいと答えた。
 計画より廃棄物が多いことでの管理運営モニタリング業務での打開策や指導は行われているのかーとの横澤議員の指摘に、市長は業務受託者には、第三者機関として施設運営が着実に実施されているかの確認を行うため専門的な知見に基づく支援と助言を受けているとし「埋立が計画通り進捗するよう指導していく」などと述べた。
 横澤議員からは市内小中学校でのタブレット授業でⅠT専門家の活用はとの提案もあり、佐伯教育長はICTを活用した学びを充実するために学校現場や教職員に対する専門家による助言や支援は重要であるとし、育英館大学と連携し授業を改善するよう研究、市のDX(デジタル革命)担当部署とも連携を図りながらICTの更なる活用を進め、市の教育DXを推進していきたいと答えた。
 続いて森議員は稚内市の動物病院の現状、稚内市のイベントなどについて質した。

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