カナダのケイトリン選手 金メダリストが市長を表敬 カーリング教室の開催を予定

2つのメダルを手にするケイトリンさんと工藤市長、貝森日本カーリング協会長

 2014年ソチ冬季五輪の女子4人制カーリングと18年の冬季平昌五輪ミックスダブルスで金メダルに輝いたカナダチームのケイトリン・ローズ選手(34)が来日し16日、工藤市長を表敬訪問した。
 世界カーリング連盟(WCF)の支援事業として17、18の両日、みどりスポーツパークで開催する小学生や一般の初心者・経験者へのカーリングスクール「オリンピックセレブレーションツアー」の講師を務めるため15日午後、稚内入りした。
 WCF関係者やプライベートで10年以上の親交がある日本カーリング協会の貝森輝幸会長と共に、工藤市長の許を訪れたケイトリン選手は今カナダは気温が35度を超え、15度以上も温度差がある稚内の印象について「過ごしやすくとても気持ちが良い」などと語りオリンピックで獲得した2つの金メダルを手に「稚内の子どもたちと試合がしたい」と今回の来市を楽しみにしていた。
 16日夜は稚内カーリングジュニアメンバーを対象に、17日から2日間は一般市民対象の教室を開くことになっているケイトリン選手に、市長は「一流の選手が稚内に来て頂くのはなかなかない機会。皆さんにカーリングを親しんでほしい」と話し、今回持参した金メダルは子どもたちに見せてあげたいとケイトリン選手が話すと市長は「稚内からメダルをとれる選手が育ってほしい。きっと励みになります」と期待を膨らませていた。
 ケイトリン選手はこのあと、鈴木市議会議長、清水目宗谷総合振興局長を訪問した。 
 午後から大谷高で1、2年生150人を対象に座学による教室を開いた。

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