時の話題 「出店と閉店」
便利なと言っていいのか勝手いい世の中にあり様々な業種で朽ちようとしている商売や職業がある。さしずめネットに押されっ放しの新聞や雑誌など紙媒体もその中に入るようで当方危機感を増幅している。
今の時代、コンビニ無くして人の生活は有り得ず稚内にも業界3位のローソンが進出し8月にも新規オープンする。
サッポロドラッグストア(サツドラ)も新たな出店を窺っており食品スーパー、ドラッグストア、コンビニなど業界の垣根を越えた商戦は激しくなり、そこに「お客様本位」は存在せず熾烈な生き残りの商戦が見える。
本屋さんも昔は松森書店、クラーク書店(潮見4)などあったが人口減あるもネットで書籍を購入できる時代となり店舗を構え店員を雇用しやる商売は時代遅れと化し、6月末でもう1店舗閉店するという情報が入ってきている。
何の商売も大資本の進出によって地元店は苦戦を強いられており生きにくい世の中になったものだ。
人口減問題は18~60歳までの生産人口が減る一方、65歳以上の高齢者人口は稚内でも全人口の30%を超える位まで増えてしまった。少子化と高齢化対策が急務と言われる所以なのである。
政府は今、少子化対策に躍起になっており財源は社会保障費の増税で賄おうとしているが、まさに付け焼き刃政策であり恒久的な財源確保が求められる。
今の高齢者は元気が良く働き手の戦力として欠かせない。
少子化も高齢化もこれまでの悪政で起きた歪みだ。