週末雑感
統一地方選、GW休刊の関係で先月15日以来、約1カ月ぶりの小欄となる。
今週トップの話題は鈴木茂行氏の市議会議長就任だ。筆者と同じ年齢で今市議選で連続7期目の当選で、公明党所属議員として初めて議長職を射止めた。
会派構成時から議長職を巡る鞘当てがある中、第一会派(7人所属)の市民クラブはじめ人物、識見とも比する議員が見当たらないとして選任された。
同じ稚内市民として古くから付き合いがある鈴木さんの良い所は「俺が俺が」というより一歩引っ込み縁の下の力持ちを潔しとする性格ということで、一部議員の間で「是非とも茂さんに」と推す声があり本人の念願でもある議長席に座ることになったようである。
他にも議長に就きたいとする議員がいたように側聞するが、市民クラブ代表の伊藤議員が接衝役となり調整したこともあって鈴木議長が誕生したような話も聞いている。
副議長には第一会派市民クラブの代表である伊藤議員が就任したのは会派力学から言っても当然の事である。
さて来る新議員による議会は、続投なった工藤市長の公約に係わる予算審議は勿論、前任期議員が否決した議員定数(18人)削減が焦点となろう。
人口減少に歯止めが掛からない状況にあって定数18人は妥当なのだろうか。大多数の市民は削減を良しとするが、日本共産党のよう「削減することで市民の声が届かなくなる」という論法あるも新議員個々と会派双方の意見を集約すると削減する可能性はかなり高くあとは何人減らすかが論点となろう。