市議会議長に鈴木茂行氏 副議長には伊藤正志氏
市議会は12日、臨時議会を開き、新しい議長に公明党の鈴木茂行議員(68)、副議長に市民クラブの伊藤正志議員(48)を選任した。
監査委員には自民政友会の岡本雄輔議員(56)が選ばれた。
第24代議長に選ばれた鈴木議員は就任挨拶で「責任の重大さを痛感すると同時に、稚内市の発展と市民の福祉向上のため職責を全うする覚悟で、議会の更なる活性化に取り組みたい」と述べた。
第26代副議長に就任した伊藤議員は「稚内市の発展と市民生活の向上に寄与できるよう議会の役割を果たしていきたい。更なる活性化を目指し公明正大な議会運営に努めていきたい」と抱負を述べた。
このほか総務経済常任委員長に吉田大輔議員(43)、民生文教常任委員長に鈴木利行議員(65)、議会運営委員長に横澤輝樹議員(53)を充てることになった。
臨時議会で就任挨拶した工藤市長は「故郷稚内の市政の舵取り役の任務を担わさせて頂くことになり、市民の皆さんと共に新たなスタートを切れたことを誇らしく思っています。3年以上続いたコロナの影響を乗り越えると共に、皆さんから頂いた信頼と期待をしっかりと受け止めながら積み重ねてきた12年の経験を踏まえ、全身全霊で課題解決に取り組む決意」とし、具体的な施策については「次の定例会(6月)での所信表明の中で示すことを考えております」と述べた。