大沼に珍鳥ハクガン飛来:70代の男性が撮影

 大沼の牧草地で道北地域で殆んど見られない渡り鳥のハクガンが確認された。
 8日早朝、数羽まで減ったハクチョウの写真を撮りに出掛けたカメラ愛好者の70代男性大沼水門裏手の牧草地で、マガンの中に白い鳥を見つけた。
 ハクガンは絶滅危惧種の中でも最も絶滅が危ぶまれているIAに分類され、北東シベリアと北米大陸の北極圏で繁殖し、日本には冬鳥として北海道では道東の一部地域に飛来する。
 大沼でも過去に何度かしか確認例がない珍しい鳥に、男性は「ハクチョウにしては小さくマガンと同じ大きさだったので、ハクガンと分かった時は驚きました」と話していた。

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