スノーランドの入場者 雪上車やスノーシューが人気、氷の滑り台なく子供は減少
宗谷ふれあい公園は2月の1カ月間、開催したスノーランド2023の来場者数をまとめた。
令和2年以来、3年ぶりに開催されたスノーランドは、稚内の冬季観光の満足度向上などに特化したイベントとして開催され、期間中には結氷した大沼からの雪原を眺めることができる遊覧雪上者、歩くスキー、スノーシューのほか、新たなアクティビティ(活動)としてガイド付きのスノーシュー、ファットバイクなど盛り込んだ催しに延べ1864人が参加した。
令和2年の来場者延べ8124人と比べると、氷の滑り台やチュビングがなかった分、全体数としては大幅に減少した一方、遊覧雪上車998人(前回799)、歩くスキー193人(同26)、スノーシュー139人(同7)とアクティビティへの参加者は大幅に増えた。
わっかない観光活性化促進協議会が運行したシャトルバスには267人が乗車し、一回当たり最大で90分滞在し、アクティビティーの全てを体験した人が多かった。
ふれあい公園の山本管理事務所長によると、氷の滑り台を無くしたことで子供達の利用が大幅に減ったとし「来年に向けての課題も多く見つかった。来年は幅広い年代が楽しめるものを計画し実施できれば」と話していた。