稚内信金が18年連続しA格付維持、JRC 21段階中6番目

 稚内信金が日本格付研究所(JRC)の格付け審査の結果、長期発行体格付A(シングル・エー・フラット)となった。2005年以降、18年連続し格付けを維持している。
 JRCによると、極めて良好な資本の充実度や営業エリアである宗谷管内で圧倒的な貸付金シェアを有しており、人口減などで地域経済の衰退が懸念される中、地元企業を支える金融機関として重要な役割を担っている。
 償還となる証券の残高が縮小し、超長期国債への投資拡大に金利が重なって有価証券利息配当金が増加していること、コア業務純益(営業利益)に債権関係損益を加えたベース利益も黒字を維持していることなどが評価され、21段階のランク中、上位6番目の高水準格付けを維持した。

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