時の話題 「健診の大切さ」

 毎年、この時期、市のがん検診を受診している。引っ掛かるのは大腸で、これまた同じく旭川にあるがんセンターで内視鏡検査を受けカテーテルで切除してもらっている。
 大腸がんの恐いところは初期段階で自覚症状がないことで、かなり進行しがん化し人工肛門を付ける症例が多い。筆者の母親がそうだった。
 予防するには適度な運動が大事で、コロナ禍により外出自粛など運動の機会が減っている人は椅子に座り立つを繰り返すことがお薦めですと、市の健康づくり課。それと一日8000歩目指すウォーキングも奨励している。
 肺がんになる人は喫煙者が多く、稚内市民の場合、男女ともに喫煙率が高く肺がんで亡くなる人も少なくないそうだ。
 今から5年前の平成30年に稚内市でがんになった人は284人。男性は①肺35人②大腸31人③前立腺25人、女性は①乳22人②大腸17人③肺15人であった。
 よく人は無病息災を初詣などで願うが、思うに一病か二病あった方が健康に気遣いまめに健康診断を受診するので手遅れなどというケースは少なく、体に自信のある人の方が病気に罹り、がんであった場合、進行が速いので留意せねばならない。
 いずれにしても大体の人は還暦(60歳)から注意が必要で、惑わない(不惑)よう受診した方が宜しかろう。
 今、日本人の寿命は男女とも80歳を超えているが、健康でいられる健康寿命の平均は10歳以上下回るので75歳位がいいとこか。
 長生きすれば美味しい物が食べられるなど喜びありますぞ。

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