うろこ市がスケソ寒風にさらし凍寒棒助づくり
恵比須地区の納屋でこの時期の風物語のスケソを干す凍寒棒助作りが行われている。
厳冬期の1月に入ってから凍寒棒助作りを行っている「うろこ市」では冬の寒さが戻った14日から納屋掛け作業を行っており、全道各地で水揚げされたスケソを工場で下処理後、トラックで運んで納屋に掛け乾燥させている。
このあとスケソを3カ月ほど寒風にさらすと1本の重さが4分の1ほどまで縮み、旨みが凝縮された凍寒棒助になり、雪融け時期に納屋から下ろしたあと
更に熟成させ東北など本州方面へ出荷する。
納屋掛け作業していた従業員は「稚内の強い風にさらすことで美味しい凍干棒助ができる」と話していた。