時の話題 「議員天国では」
過日の同欄で稚内市議会議員の報酬額が年500万円超になること記したが、必然ながら格上になるにつれ報酬・歳費は上がり、衆・参院国会議員には議論になった文書交通費1200万円含め年間2億円もの歳費が支払われている。710人の議員がいるので締めて1420億円にもなる。
この金額が妥当か否かは別にして我々市井の者からすれば雲上の世界のようであり、それだもの未だ々々金満になりたいと別所得を偽るなど不正行為をする訳だ。
全国を渡り歩く国会議員なのだからその程度(2億円)の報酬があって然るべきと、当の議員先生は思うのだろうが、庶民感覚とは相当なズレがあり国民の間に「妥当」とするのは少数派であろうと推察されるが。
公設・私設秘書を抱え事務所を複数カ所に設置するなど経費が掛かるので議員によっては相当な借財がある人もおり、つい贈収賄など悪事に身を染めてしまうのか。
しかし、だいたいの議員はそれなりの貯金など資産があり、昔の議員のよう井戸塀しか私財が残らない先生は近年、とんと聞いたことがない。
それと比べると道議そして市議の給与は格段に少なく、稚内市にあっては500万円超と高いものではないが一般市民から羨望され本紙への投稿も少なくはない。
先日来、市議の批判を載せたが「まだ書いてくれ」との要望もあり書かせてもらいました。悪しからず。
コロナ禍にあって拡大している格差が近付くよう是正措置求めたい。