新印刷機を導入 プレス紙面 24日からカラー印刷
プレス紙として初めてカラー印刷に取り組む新しいオフセット印刷機のリョービ製520GXモデルが20日、社屋に搬入され、24日からの稼働を前に点検など準備作業が行われている。
自動化に伴う省力化を追求した520GXモデルは最高毎時1万5000枚という高速印刷を可能にし、新聞だけでなくカタログ、厚紙パッケージから封筒やハガキなど、あらゆる分野の印刷に対応することができる。
自動化システムによって印刷の準備時間を大幅に短縮し▽インク量を自動調節するプログラムインキングを内臓し▽自動洗浄装置▽自動切り換えの用紙反転装置▽連続給水・給湿装置など備え印刷機としては現在最新鋭となる。
印刷機のほか、環境保全に対応した最新の製版機(CTP)も設置した。
昭和25年の創刊から数年経て導入した活版印刷機、平成に入ってのオフセット印刷機の後継機として導入した菊四截寸延びオフセット機について工藤社長は「次代の稚内プレスを展望する上で戦略的に欠かせず、より鮮明な上にカラー写真と広告は読者と企業の皆さんに満足いただける紙面になることでしょう」と話していた。