稚内農協臨時総会で北宗谷との合併承認 アシストホールは新JA経営に

臨時総会で挨拶する板垣組合長

 稚内農協は16日、アシストホールで臨時総会を開き、来年3月1日の北宗谷農協との新農協発足に向けた合併を承認した。
 総会に出席した稚内農協の役員や組合員ら20人余り(書面出席131人)を前に、板垣和久組合長は「昭和48年に勇知、宗谷農協と合併し稚内農協が誕生してから50年余りが経ちましたが、高齢化などによる組合員の減少で今後は厳しい状況が予想されます。持続可能な農協経営や発展のため合併についてご理解頂きたい」などと挨拶した。
 続き事務局から来年3月1日から新役員で新しい農協「北宗谷農協」としてスタートし新JAの経営理念が報告され、稚内農協は支所となり、子会社のアシストホール稚内の運営は新JAに引き継がれることなどが説明された。出席した組合員から新JAの考え方への質問に、板垣組合長は「合併により安心して経営できる農協作りをしたい」と答えたあと、合併契約に関する議案は可決された。

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