年末前にワクチンを 原田稚内保健所長が効果のほど強調
稚内保健所は11日午後、市町村の新型コロナウイルス担当者らを対象にワクチン接種を促すためのウェブ説明会を開き、年末を前にワクチンの接種を呼びかけた。
オンラインで参加した担当者らを前に、大嶋稚内行政室長が「新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行が懸念される。今一度、ワクチンの重要性をご理解頂きたい」などと挨拶。続いて原田保健所長がワクチン接種の効果について説明した。
原田所長は感染予防効果は1カ月間で88%5カ月後で47%あるとし、発症予防については95%、重症予防効果は90%以上あるとし「ワクチンを打ってすぐに免疫が出来るわけでなく、接種会場の混雑状況や副反応対策として休みを取るなど準備が必要なことから繁忙期を迎える前に接種を検討して欲しい」と呼びかけていた。