時の話題 「正月来るのか」
春と見間違う晩秋小春。雨は降るも今月上旬は続きそうで一安心している。寒さは未だしも加齢と共に雪かき作業は苦役となり年嵩が増すごとにその度合いは高まっている。
以前の小欄などで除雪機購入を前向きに考えたいと認めたことあるも実物は我が家になく、今冬あたりが潮時かなとは考えている。
ところで会社は除雪機購入の予約を済ませているが、サプライチェーン(供給網)の逼迫から納期が遅れるそうで、雪が積もるまでに搬入されればよく互いに焦ることでもあるまい。
側聞するところでは原材料供給の遅れは自動車、住宅など、あらゆる方面に及んでいるそうで、車の場合、新車の製造が遅れディーラーに納車されないことから中古車需要が伸び価格がこれまた高騰しているという。
何処を見ても「値上げ値上げ」のラッシュで、その中で深刻なのが食料品である。人間食べなければ生きていけないので高くなっても食料品は買わなければならぬも、ここまで手一杯儲けてきたのだから偶に消費者に還元してもいいだろう。無い袖は振れぬとは言わせない。末端の店舗はとも角、製造元にはきつく申し述べたい。
そうこうして小春が過ぎ雪降り積もる季節になると年越しの準備である。昔は家でモチつきをし御節を作り正月を迎えたものだが今は何もかも既製品であふれ、それも今年はバカ高い。正月どころかその日の暮らしも間々ならない状況に、バカ高い給料取りの政治家は何かしてくれるのか。自分の懐だけ暖めるのでなく下々のことを忘却せぬように。