週末雑感

 めっきり寒くなり道内の峠は雪化粧し平地でも霜が降りるようになった。晩秋の佇まいから冬将軍が着実に歩を進めている。
 寒くなると懸念されるのは新型コロナウイルス感染症の再拡大とインフルエンザの流行だ。インフルは昨シーズンまでの2年間、全国的にも稚内保健所管内でも罹患者が極端に少なかった。これはコロナ禍でのマスク着用が奏功したのでは―と個人的には見ているが、医療関係者によると今シーズンは従前のよう流行するのではと予想されている。
 稚内市では65歳以上の高齢者を対象にワクチン接種料金を補助しているのでお年寄りの接種をお薦めするのは勿論、64歳以下の方々も11月頃からのシーズン入りを前に検討するようお願いしたい。
 肝心のコロナだが、全国的には第7波が収束に向かっている(21日23時59分時点で3万1593人)が、北海道は3158人と、東京都の2840人を上回る新規感染者がこのところ出ており、外国人入国規制の緩和、旅行喚起策などあり人流が格段に増えてきているので注意せねばならない。
 留意眼目は従前通りのマスク着用の継続と屋内換気の徹底であろう。マスクは誰もが効用を認識しているが、換気に関しては薄弱なところがある。北海道の場合、寒くなると外気を入れる換気は疎かになりがちになり、寒気が入ってくるだろうが、2~3時間間隔で窓数カ所を開けた換気を奨励したい。
 コロナ禍当初から筆者が指摘するよう感染防ぐ決め手は換気であり職場、家庭で励行して行きたい。

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