時の話題 「プロ野球佳境へ」
10日の日曜日は「スポーツの日」で好天だったこともあり、散歩コースの若葉公園にある球技場はサッカーをする子ども達で賑わっていた。スポーツの日というより「ぐうたらの日」と言ってもいいような筆者は外に出たのは散歩と買物だけ。日がなテレビを視聴し午後からクライマックスSのDeNA対阪神戦で手に汗握った。
1戦目も2戦目も僅差の1勝1敗で迎えた3戦目の先取点をあげたのはDeNAだったが、後ろに強力な投手陣を持つ阪神が追い上げるのは読み筋で阪神が3~2と逆転したものの、ペナント2位のDeNAは9回裏に1死満塁の大チャンスを迎えた。前日ハムの大田が残る中、三浦監督が代打に送ったのは前楽天で古巣に戻った藤田。抑えで大車輪の活躍する湯浅の初球を叩いた打球は三塁ゴロで万事休す。ダブルプレーで終了した。
この試合の見所は9回のDeNA先頭打者の四番牧との対決で10球以上粘りレフト前ヒットを打った場面だ。代打オースチンのヒットで本塁に帰れなかった走者の躊躇が勝敗を決したといえよう。
今晩からセ、パともCSファイナル戦が始まる。ペナントVチームに1勝のアドバンテージあるといえどヤクルト、オリックスとも盤石の絶対的優位にあるとはいえず予想できないドラマが待ち受けているやも知れない。
この結果を受け22日からは日本シリーズが始まる。
3月下旬から半年以上楽しませてもらったプロ野球が終わるのは寂しい限りだが、日ハム一辺倒だった観戦が様変わりしたのが今年の私的な収穫だった。