稚内JCワークフェス3年ぶり開催 4小児童が職業体験
稚内青年会議所主催の子ども向け職業体験「すくすくスクールワークフェス」が2日、4小学校グラウンドで開かれ、小学4年~6年生までの子供たちが様々な職業に触れた。
将来、街の担い手として活躍してもらう子供たちへの職業体験として、以前は中央アーケード街で実施していたイベントはコロナ禍で一昨年、昨年と2年連続し中止。3年ぶりとなる今年は参加者が密にならないよう会場を中央、南、東、潮見が丘の4小に分け行われ、児童170人余りが参加した。
南小会場では花屋、看護師、保育士、消防隊員、カメラマン、自動車整備士など9つの体験ブースが設けられ南、港小の児童70人余りが参加。車整備士のブースでは車のエンジンオイルやヘッドライドの点検などを本物の整備士から教わった。
子供たちが熱心に説明を聞く姿に、稚内地区自動車整備協会の貝森会長(吉川自動車工業社長)は「自動車の仕事など早い時から色々な仕事を知ってもらい将来に役立てほしい」と話し、稚内JCの西隆寛実行委員長は「高校卒業後、進学などで稚内を離れたとしても稚内に戻って地元の力になってほしい」と期待を寄せていた。